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バスが止まらない、降ろしてくれない、どう戻ったのか?ヤバい! [旅行]

 バンコクの南バスターミナルから、88っていう会社?のバンに乗って、ナコン・パトムに向かった。1時間ちょいの旅なのでのんびりしていたけど、近くになってきたので、グーグルマップでホテルの住所を入れて経路探索をしておいた。


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 そろそろ近いぞ!あちこちでパラパラと乗客を降ろしていたけど、おいらは終点の駅前で降りよう!と勝手に思い込んでそのまま乗っていた。

 すると、バンへ乗客が乗り込んできた。2人、別のところでも2人。「近くても乗るんだな?」と勝手に思っていたけどね。w

 バンの動きがちょっと変な感じに?スピードを上げ始めた。グーグルマップを見ると、ナコン・パトム駅ではない方向に進んでるし。。。なんで?

 そのうち、街道に入り猛スピードで飛ばし始めた。「あれ違うの?」って思ったけど、どうしよう~???

 一番最後に乗ってきた20歳代のタイ人女性に聞くも(若い人の方が英語に馴染んでる?と思ってね)、結局英語が全くだめ。言葉が一切通じない。彼女もカバンの中からiPhoneを取り出して翻訳ソフトで聞き返してきた。


    「降りたいの?」(iPhoneの画面に英語が表示されている)

    「いや、ナコン・パトムに行きたい!」


と伝えたんだけど、通じたか?グーグルマップではもう12kmも離れちゃっている。

    「このバンは、ナコン・パトムに行かないの?」

と聞くと、

    「戻ってくる」


という返答があり、少し緊張感が和らいだ。それなら、乗っていても良いかもね?とね。


    「いつ?」って質問すると、

    「4時間後かな?」


という。ああああ再度緊張感が走る。もう夕方5時くらいなのに、戻ってきても9時じゃだめじゃないの?無駄な4時間になるだけだよね。もっと遅くなるかも?


    「おいらはナコン・パトムに行きたい。

              どうすべきと思う?」


と再度聞くと、またiPhoneで翻訳している。w 通じているのか?まぁナコン・パトムは通じていると思うけど。タイ語の地名だからね。w


    「降りたいの?」(iPhoneの画面に英語が表示されている)


と再度見せられた。こればっかりか?w


    「チャーイ!」(タイ語のそうそう!ってことね)


と叫び、その女性も漸くマジになったようだ。w

 だから運転手へと大きな声で叫んでくれた。


    「停めて、降ろしてちょうだい!」


と言ったかどうだか?知らないけど、大きな声を出してくれて、バンはゆっくり止まってくれた。

 そそくさとおいらは降りることにしたけど、街道沿いの田舎!ってなところで、なんにもないところ。(´・ω・`) 昼頃の炎天下なら、汗だく地獄になる場所だね。


 どうしたらナコン・パトムへ行ける?グーグルマップではもう20kmも離れてしまっているし。


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ここね!


 まずはTAXIとかバンとか、通りがかるのを探して乗せてもらおうと思った。たしかにたまに通っていたしね。しかしだめだったね。乗せているからね。

 88のバンも通ったけど、手を左右に振ってダメ!とアピールされた。(;_;)


 ならば、Grabで、ネットで呼ぼう!と思い、早速地図に居場所をポイントして、呼び出したけど、近くにドライバーが居ません!ってことに。3度してもダメ。こんな田舎の街道沿いには居ないし、来ないよね!? (´・ω・`)


 ならばどうする?大型トラックとかはいっぱい通っているからね、ヒッチハイクをしてみよう!どうなるか?なんとか乗せてもらわないと!と腹を括りやってみた。

 リュックを背負っているからそれっぽく見えるし、汚いTシャツと短パンなので貧乏そうにも見えるから、同情を誘えるか?w

 向かってくるクルマに対して立ち、左腕を水平に上げ、親指を突き出して、停まって!って祈りながらね!コラートのセブンイレブンで買ったマスクもしっかりしていたし。

 なかなか停まってくれないだろうねえ?停まってくれても言葉も通じないしさ、だからGrabなんだけど、Grabも来てくれないところだからねえ?と前向きじゃないことばかりを考えてしまっていた。


 初めて3分も経ってない時、1台のいすゞの古い茶色のトラックが減速してきた。そしたら停まってくれて、窓を開けてくれた。


 英語で、「バンから降りられなくてここまで来てしまいました。今晩行きたいナコン・パトムへ行けないのです。乗せてくれませんか?ナコン・パトムまで」と言ったけど、通じたかどうか?

 そしたら、40〜50歳代の真面目そうな男性は、手招きをし乗れ乗れ!って。

 英語はだめらしい。だからたどたどしいタイ語を駆使?して話をしたら、「パトム・チェディーを見に行きたいんだね!」という感じ?で理解してくれたようだ。乗っていたのは、その男性のみ。一人だから退屈していたのかも?w

 グーグルマップの行き先を見せて、それをスワイプしたりして、ホテル近くの通りの名前を自分のスマホにコピーして、同じようにルートを検索してくれた。まぁ1本道なんだけどね。


 クルマは走り出して向かってくれたけど、おいらはタイ語の本を見てちょっと話をして。パスポートを見せて日本人だと、名前はこうだ!と話をした。

 あなたのお名前は?とタイ語で話をすると、自分のIDを取り出して見せてくれた。英文表記があるからね。名前はこれだと!


   チェサヌポン さん


 そしておいらは、今回の予定表を印刷した紙のウラに、感謝の言葉と御礼を書いて、名前とEmailと共に「東京へ来ることがあったらあちこちお連れしますから御礼させてください!とも綴った。

 時間にして30分くらいでナコン・パトムのホテルの近くまで送ってくれた。


 降りる際には、20kmだから、200バーツ=800円くらいで少ないけど!とガソリン代を渡そうとしたけど、全然受け取ろうとはしてくれなかった。タイマッサージの店なんかはくれくれ!なんだけどね。w


 丁寧にお辞儀をして、分かれることに。クルマはUターンして去っていった。

 

 いやぁー助かった。20km先の田舎街道に放おり出されたからねえ!異国で、言葉も通じないところで、タクシーとかも来てくれないところでね。もっと早く気づいて、停まって!って声を出しておけばよかったのにねえ。でも出来ないよね。

 ナコン・パトム行のバンなのに、新しい乗客を乗せて、そのまま別の先へと行くなんて思いもしなかった。普通、まずは回送になるでしょう?w

 

 日本でバスに乗ると、「バスが停まるまで席を立たないでください。停車してから席を立ち降りてください」と毎回案内をされる。転んだから大変だからね。

 でもタイの場合、降りたいところが近づくと、降車ドアの前に皆行くんだよね。それから停車ブザーを押す場合も。降り忘れられないようにしている感じ。だから転びそうになる人も居るし、皆まだ走っているのに立ち上がって捕まって降車ドアの前に行くよね。じゃないと、降りられない!?

 バンでもおいらにはそのような事前対処行動が無かったから、降ろしてもらえなかった?w


 youは何しに日本へとか見ていると、たまに外国人がヒッチハイクで長距離を旅していたりするけど、そんなのはする方もされる方も大変だし、他人事だろう!?と思っていたけど、ヒッチハイクしなければならない状況にタイで、しかも田舎の街道で、置いてかれてしまった。

 なのに、とても親切な方に救ってもらったということだよね。


 コップンマァカー です。

(大変有り難うございます)


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この晩のチェディーですけど、行って、御礼を行ってきました。

チェサヌポン さん ありがとう!ってね。



 m(__)m




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